HIR180's diary

ICPC World Finals 2022 を集大成に

2019-11-04

ICPC 2019 Bangkok regional contest 参加記 01:56

経緯

アジア地区の日程のうち実習・試験・個人的な都合と無理なく両立できるのがバンコク台北しかない -> 台北ワクワクらしいしNTUいるしバンコクだな!

コンテスト前

(-11/1 生理学 やばい たすけて)

11/1の夕方に成田で集合、11/2の深夜にバンコクに着く。

空港直結のホテルに泊まり、翌朝タクシーでチュラロンコン大学に向かう。

この日はopening ceremonyとpracticeがあった。opening ceremonyはチュラロンコン大学の紹介とかタイの偉い人の話などがあったけど、よく覚えてない (ごめん)

会場は横浜とは違って大学の小さい教室に10チームずつを割り当てる感じになっていて、practiceと本番で教室が変わった(!?) ので、使うキーボードも変わった (!?!?!?)

Cafe Mountainがpracticeから異常な速度でびっくりした。

夜は現地で人気がありそうなシーフードレストランに行って贅沢した。試しに東南アジアっぽい料理を頼んだら異常な辛さで全員の口が大変なことになった。

22時くらいに就寝した。

コンテスト

順位表がrandomized (????) されている、14問 (????) ある、問題文が壊れている、ジャッジが壊れている などかなり異常コンテストだった。問題そのものはそこそこ面白かったような気もする。(パクリ疑惑はあったけど)

最初にDに着手して、バグを埋めてWAを出す。

Mを解いて、Bも1WAの後通る。

Fを書くとこれも落ちるがDのデバッグが優先だったので無視していたらリジャッジでACになった。

IはWAが出たあと原因を考えていたが、mod 10^9+7で答える、とのclarが来て通る。(意味不明)

Dも原因がわかり無事通る。

この次はA / G / Kを3並列でやって通す。

その次はH / Nを着手したが、どちらもミスりやすい系の問題でかなりハマって時間を食った。ここまで10問通ったのが258分。

C / Lは解法が出ていたが、Lの実装を始めた裏でCは間に合わなさそうということでJにスイッチする。

数学をしたり実験をしたりして解法ができたので、急いで実装し何とか297分 (3分前)に通る。Lは通らなかった。

コンテスト総括

かなり冷えたが、それでも明らかに重い3問以外は通せたので多分2位だろうとは思っていたが、かなりヒヤヒヤした。(蓋を開けて見たらJのACがなかったら4位だったことが分かり、実際ヤバかった)

Cafe Mountainは強すぎた。opencupなら(一部を除き)どれも低~中難度なのでLGM 3並列でガンガン潰されるとまあ勝てないよね...

序盤に順位表情報がないせいでFとかKとかの秒殺ゲーを後ろで解いていてかなりダメダメだったし、問題把握をちゃんとやることの大事さを学べた。

コンテスト後

closing ceremonyは偉い人の話もそこそこにYes/Noが始まった。

特に溜めることもなく淡々と公開されていき、2位であることがわかる。上とも下とも完答数が違うので(ペナルティ的に)ガバガバムーブが結果に影響しなくて安心した。

結果発表が終わると、普通に各チーム帰り始めて大会が終わってしまった。交流イベントが全くなくてびっくりしたが、まあしょうがないね。

最後に2位の賞金で30000 THBを(現金で)もらって富豪になった。(やったね)

ガイドさんと別れたのち、ショッピングモールを観光して夕飯を食べて空港に向かった。タクシーに1時間弱乗って205THB (740円くらい) しかかからないのは日本人からすると信じられなかった。

深夜の飛行機で帰宅した。

総括

旅行自体は突貫だった割に本当に順調でトラブルは全くなくて良かった。コンテストは不調でトラブルだらけだったけど、最低限の結果は出せたので良かったと思う。反省点はちゃんと今後に生かしたい。

横浜は勝つよ (強気)